前回の 「 叫びたくなるホルン難曲集 」 がベスト ・ セラーを記録したセルミナーロの最新作。 今回はモーツァルトのホルン協奏曲というオーソドックスなレパートリーを取り上げていますが、 第一番で注目の新機軸を打ち出しています。 緩叙楽章が存在せず、 二つの楽章しかなかったこの曲にホルン五重奏曲の緩叙楽章を転用し、 3楽章形式にして演奏しています。 実用的な処置ですが、 論議を呼ぶかも。 セルミナーロ自身がその事情も含めて解説を執筆しています。
1. ホルン協奏曲第4番 変ホ長調 K.495 8:18
2. 4:23
3. 3:35
4. ホルン協奏曲第3番 変ホ長調 K.447 4:00
5. 4:14
6. 3:30
7. ホルン協奏曲第2番 変ホ長調 K.417 6:37
8. 3:34
9. 3:35
10. ホルン協奏曲第1番 変ホ長調 K.412 4:56
11. 6:16
12. 4:09
●ホルン ジョン・セルミナーロ
●指揮 ジェラード・シュワルツ
●演奏 シアトル交響楽団