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二つのサクソフォーンカルテットが、時には対立し時には寄り添い、時には混じり合って奏でる、編成の工夫が面白い作品です。
不協和音がもたらす不安と緊張はやがて安らぎ、強さに帰結し新たな世界への挑戦に向かっていきます。
【曲目解説】
昭和音楽大学作曲学科卒業作品。2015年秋から翌2016年初頭にかけて作曲され、同年4月17日に行われた「SHOWAフレッシュアーティスト・コンサート2016」にて初演されました。大学院に進学することが決定はしていましたが、それでも、自分が音楽と出会い、作曲を始めてから大学を卒業するまでの振り返りをしたいという考えがあり、その想いをこの作品の大きなテーマとし、作曲に取り掛かりました。
楽曲は、これまでの音楽人生を回想しながらも、自分の道に迷いはなかったという確信を描く、アンダンテ・エスプレッシーボの第1楽章、そして、まだ見ぬ新たな音楽への僅かな畏れと大きな期待を大胆な表現で描く、アレグロ・スケルツァンドの第2楽章から構成されており、楽章の間は切れ目なく演奏されます。第2楽章の荒々しいフレーズや目まぐるしい変拍子もさることながら、とりわけ重要な点は、第1楽章のゆったりとしたテンポの中での絶妙なアンサンブルや音楽の作り方にあるのではないかと考えています。(野呂 望)
楽器編成
1st Soprano Saxophone
1st Alto Saxophone
1st Tenor Saxophone
1st Baritone Saxophone
2nd Soprano Saxophone
2nd Alto Saxophone
2nd Tenor Saxophone
2nd Baritone Saxophone
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