この作品は東海大学付属高輪台高等学校吹奏楽部の委嘱により、2002年11月、クラリネットパートのために作曲しました。「カプリッチョ」の語源には“気まぐれな”“空想的な思いつき”などの意味が含まれ、音楽用語としても“形式にあまりとらわれない陽気な器楽曲”という意味合いがあります。同高校吹奏楽部顧問の畠田貴生先生から「コンテストだけではなく、普段のパート練習の合間にも気軽に楽しめる作品を」というご要望を頂いたことが、この陽気な楽想のヒントとなりました。
演奏時間 4:40
参考音源 ブレーンアンサンブルコレクション1 BR−20013
グレード 4
編成 Eb Cl./Bb Cl.1-4/A.Cl.(Bb Cl.)/B.Cl./Cb.Cl.(St.Bass)