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演奏時間 約4分40秒
グレード Gr.4
参考音源 「無限に輝く空」PYCS-0602(プラーム横浜)
編成 金管八重奏
詳細編成 Tp.1-3/Hrn.1-2/Trb.1-2/Tuba
スタン・ケントンは自身の楽団を紹介する曲“This is an orchestra!”の中で”This is a cross section view of this orchestra.”(これはオーケストラの断面図だ)と言いました。ラロ・シフリンはディジー・ガレスピー楽団に“Gillespiana”という曲を書いたのですが、その曲ではビッグバンドにおけるサックス・セクションの役割りをほぼそのままホルン、テューバが担うようオーケストレーションされ、CDで聞くかぎり演奏者も完全にそれを理解して演奏しているようでした。私は上記2つのことにインスピレーションを受けてこの曲を作り始め、クラシックの演奏者がビッグバンド独特のイントネーションを理解するきっかけとなれば、あるいはビッグバンド、クラシック両方に精通した演奏者がその力を存分に生かせればと思い、この曲を仕上げました。この曲は2006年、金管アンサンブル「Brass Concept」のCD「無限に輝く空」(有プラーム横浜 PYCS-0602)のために書かれ、同CDに収録されています。 (三浦秀秋)