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喜歌劇「こうもり」は,数あるウィンナ・オペレッタの中でも最高峰とされる作品で,シュトラウスならではの優雅で軽快な楽想が全編にわたって散りばめられています。ストーリーが大晦日の晩の出来事を題材にしているため,特にドイツ語圏の国々の歌劇場では年末恒例の演目となっているといいます。この金管八重奏のための喜歌劇「こうもり」ファンタジーは,オペレッタのなかから「間奏曲」(第3幕)〜「行こう,いいか(二重唱)」(第1幕)〜「こうもりのワルツ」(第2幕)〜「6時の鐘」(第2幕)〜「ひとりになるのね」(第1幕)〜「おれだ慌てるな」(第3幕)〜「間奏曲」(第3幕)の各曲をメドレー風に構成したものです。メドレー自体は,オペレッタのストーリーから離れて自由に構成したものですが,演奏にあたっては,各場面が歌劇のなかでどのような場面なのか,どのような歌詞内容なのかなどを良く研究してみてください。
演奏時間:4:40
グレード:4
編成:金管8重奏
詳細編成 Trp.1-3/Hrn.1-2/Trb.1-2/Tuba