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3つの楽章から成り、それぞれがキャッチーなメロディーで親しみやすく南国のムード漂います。特殊楽器を多用していますが、任意の楽器での持替指示があります。また、一般的な打楽器も使用するため、特殊楽器の中での新しい音色が発見できます。これまでになかった新しい打楽器アンサンブルと言えるでしょう。
【曲目解説】
この曲は、おそらくは音楽の原点であるだろう【歌と太鼓】をテーマに、エスニックな雰囲気をイメージしてつくりました。
もちろん打楽器アンサンブルなので声は入っても歌は入りません。今まで経験し、演奏家として得たリズム、音楽感を表現しました。生きてきたフィールドを通して、この曲を書けたことを小川佳津子さんに感謝します。
この曲を演奏するに当たり、まず使用楽器を見て演奏が困難だと思わないでください。 かつては特殊楽器といわれていた物も多いと思いますが、現代の情報・流通社会においてはあまり珍しくはなく、普段耳にするようなアーティスト・歌手のCD、テレビから聞こえてくる音楽などにも多数使われていますし、国内で手にできるものばかりです。
指定の楽器でないとその音はでませんが、音楽をするという意味では楽器を代用し、より良いアンサンブルを目指して行ければ、グループによって形が変わっても良いと思います。1楽章【セイ】は、生・声・性・いろいろな意味に置き換えられます。〜アトモスフィア〜と記しました。雰囲気を大切に余分な音はなく。(冒頭で使われた“Hang Drum”は手にするのが難しいので、スチールパンやヴィブラフォン等で代用することをお勧めします。)
2楽章【行列】はお披露目です。人生で分岐となる部分などがある中で、喜びや葛藤を表現しました。
3楽章【Final】は宴です。思いをすべて打ち明けられる自由な場面です。(リピートマークがあるところは、何度繰り返しても、一度も繰り返さなくても可。コンガのアドリブで音量がシーンに満たない場合、ティンバレスに差換えも可)全楽章を通して、楽しんで演奏していただければ幸いです。(八木“Bob”成隆)
八木〝ボブ〟成隆 (Bob Yagi) プロフィール
1996年パーカッショニストとして活動を開始。
1998年には、自身の主宰する、リズムアンサンブル”ウッドライヴ”の活動をはじめ、式典、イベントや芸術鑑賞会に招かれ好評を得る。これまでにミュージカルや、New Sounds,In,Brassのレコーディング、MARUZEN出版DVD 「これからの吹奏楽」・2009発売教則DVD [一週間で叩けるジャンベ、ジュンジュン]に参加。
ヘルスリズムスのファシリテーターとしても活躍。全国各地での演奏、ライブ、歌手バックサポートを行う他、講師として音楽祭の審査員、ワールドパーカッションのワークショップやクリニック、吹奏楽等の指導も行っている。コンセルバトアール尚美打楽器科、研究科を卒業。日々一宏氏、白石啓太氏に師事。