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・内容:スコア・パート譜一式
・演奏時間:約10分
・発売日:2012年7月31日
編成
5 Horns
解説
ディーリアスにも師事したというイギリスの作曲家、ピーター・ウォーロックが1500年代後半ごろの舞曲を元に作曲した組曲。
いかにもルネサンス的で古風なメロディ・リズムが多く聞こえるが、所々にモダンなコードを用いているため独特な響きのする作品に仕上がっている。
元々、弦楽合奏、ピアノ連弾のために書かれた作品であり、特に弦楽合奏で知名度が高く多くの団体により録音が残されている。
この楽譜は2011年にジャパンホルンカルテットがNHK交響楽団の勝俣泰氏を加えてクィンテットになるというお話を伺い、その合わせに向けてアレンジしたものである。
以前勝俣氏より依頼を受けて木管五重奏にアレンジしたことがあったこの曲をホルン5重奏にリアレンジ。勝俣氏が加わったジャパンの皆さんに音出しをして頂いた。
結果同団体により2011年6月のスペシャルコンサートで第1楽章が、その後2012年3月の演奏会で全楽章がそれぞれ初演された。
なお、音が高い場所に関しては何箇所かオクターブのオプションを書いた。これ以外の場所でも音が高いメロディなどは適宜オクターブ下げても良い。
その場合、伴奏のダイナミクスのバランスに特に気を付けて演奏してほしい。
(小林 健太郎)