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♪楽曲解説♪
この曲は、ほぼ毎年のように訪れている北海道標津郡中標津町をイメージして作曲したものである。
1楽章「サマー・スケッチ」は、2012年に廃校になった養老牛小学校のために作曲。
何度もコンサートで訪れたこの学校は、近所の酪家の子どもたちを中心とした全校生徒20数名の、温かな雰囲気と、素晴らしい友情に包まれている学校だった。統廃合により地域の子供達の母校がなくなるのを寂しく思い、子供たちの思い出だけでもかたちに残したいと思い作曲した。
2楽章「最果ての丘」は、開陽台という北海道標津郡中標津町にある標高271mの丘のこと。展望台になっており、天気のいい日には野付半島や国後島も見え、果てしなく広がる地平線を一望できる素晴らしい丘である。中標津町から開陽台へと向かう夏の一本道を進む高揚感を作品にした。
(荒川 洋)
演奏時間:5分00秒(約)
グレード:4
楽器編成
1st Flute
2nd Flute
3rd Flute