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♪フランスの高原オーヴェルニュ地方に伝わる民謡を用いたカントルーブ作曲の同曲をサクソフォーンのソロに編曲。原曲の雰囲気をそのままに、南フランスを思わせるような色彩感豊かな音楽を再現している。
1.羊飼いの娘 2.バイレロ 3.3つのブーレ a)- 泉の水 b)- どこに羊を放そうか c)- あちらのリムーザンで
演奏時間:14分00秒(約)
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編成:サクソフォーンとピアノ
♪楽曲解説♪
大学院在学中の頃、ソプラノ歌手・嶺貞子先生のピアノ伴奏を務めていた。先生の声は多彩に輝いていて、そのお陰で「音色」というものを学んだ。先生の得意としていたレパートリーの一つがこの「オーベルニュの歌」。その後、この曲のレコードやCDなどを数多く聴いたが、先生以上に色彩感豊かな演奏に出会ったことがない。
この曲をサクソフォーンで演奏したらいいよと雲井雅人さんに薦めてピアノ五重奏が伴奏する版を作り、1994年4月10日、「雲井雅人サクソフォーン・リサイタル」(サントリーホール、小ホール)にて演奏、さらに、このピアノ伴奏版も作った。
原曲は、カントルーブが蒐集し編曲したフランスのオーベルニュ地方の民謡。演奏に際しては、原曲のオーベルニュ語のリズム感や色彩感を生かしてほしい。また、ピアニストは、オーケストラをも凌駕する色彩感をもって演奏してほしい。第2曲「バイレロ」途中のピアノは、和音に基づいた即興。部分的に右手も加え、美しくアルペッジョを奏でてほしい。
楽器編成
Alto Saxophone in E♭( doub. Soprano Saxophone in B♭)
Piano