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・内容:スコア・パート譜一式
・発売日:2014年4月25日
・演奏時間:約11分30秒
編成
Alto Saxophone
Piano
解説
2004年作曲。同年4月Palette室内管弦楽団と日本管打楽器コンクールで最年少優勝を果たしたサックス奏者・田村真寛氏によって初演された。2013年11月シルバーマウンテンにて再演され、2014年11月に吹奏楽版も初演。
曲は切れ目なく演奏される3つの楽章からなっている。「I.Allegro giocoso」は全曲を支配する和音主題によって導入されたSax.がテーマを奏して始まる。様々な楽器による変形されたテーマにソロが応える形で曲は進み、冒頭のテーマが再び聴かれると「II.Misterioso e tranquillo」に入る。緩やかなメロディが、少しずつ形を変えながらやはりメランコリックに姿を変えた冒頭の和声主題と交互に現れる。短いカデンツァを挟んで「III.Vivo con appassionato」が強烈に始まる。やはり冒頭の和音主題が変形されて使われている。激しいダンスの後中間部ではII.のメロディも再現され、終結部ではI.のテーマがIII.のテーマと共に登場し、最高潮のまま曲を終える。
(西村友)