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作曲: 高嶋圭子 (Keiko Takashima)
編成: 4重奏
Trombone 1
Trombone 2
Trombone 3
Bass Trombone
グレード: 4
演奏時間: 5分0秒
「ふるさとのうた」のもととなっているのは、2004年にパリから訪れたミリエールトロンボーン四重奏団の来日公演のために書いた「FURUSATO」です。2011年秋、山陰は鳥取県で活動するトロンボーン四重奏団“アンサンブルSHADE”のために新しい作品「ふるさとのうた」として生まれ変わりました。
曲は、日本の人々に広く親しまれている「ふるさと(高野辰之作詞、岡野貞一作曲)」のモティーフから始まり、四つの季節から一曲ずつ、春「春が来た(高野辰之作詞、岡野貞一作曲)」夏「海(作詞作曲者不詳)」秋「村まつり(文部省唱歌)」冬「冬景色(文部省唱歌)」と続き最後に再び練習番号fから「ふるさと」のモティーフが変奏されて現れます。その奥に隠れている主題をよく感じながら演奏してください。(高嶋圭子)
高嶋圭子 (Keiko Takashima)
1962年、香川県高松市生まれ。広島市出身。
4歳からピアノを始め、中学高校時代では部活動で合唱に熱中。高校二年より和声学・作曲理論を学び始め1982年東京藝術大学音楽学部作曲科へ。卒業後の1987年、パリ・トロンボーン四重奏団初来日の際にアンコールピースとして「夕やけこやけ」「わらべうた」を提供して以来、トロンボーンに関わる作品が多い。
トロンボーン四重奏のための「パスピエ」「メモリーズ」「スクエアダンス」「古都三景」「出逢いは、はじまり」「ふるさとのうた」「四季の詩」「ハナミズキの祈り」「砂の丘を越えて」など、またトロンボーンとピアノのための作品として、ミシェル・ベッケ氏のソロアルバムにも収録されている「幻想五木の子守唄」をはじめ、ソナタ「風花賛礼」「夜の静寂に」「春の呼ぶ声を聞く」などがある。合唱曲としては、落語を主題にした「時そば」(混声合唱)、女声合唱組曲「京都の恋(詩:黛まどか)」「花だより(詩:高橋うらら)」など。ピアノ曲としては「ピアノ発表会物語」がピティナ・ミュッセ(インターネット上の楽譜配信サービス)にて好評配信中。
1998年に広島で行われた国民体育大会では、開会式・閉会式のファンファーレを作曲。社団法人全日本ピアノ指導者協会正会員。
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