ユーフォニウム&ピアノ楽譜 ユーフォニアムとピアノ】ヴェニスの謝肉祭による変奏曲 作曲/伊藤康英【2014年4月取扱開始】 [BRN-NAE-BA431]

ユーフォニウム&ピアノ楽譜 ユーフォニアムとピアノ】ヴェニスの謝肉祭による変奏曲 作曲/伊藤康英【2014年4月取扱開始】 [BRN-NAE-BA431]

販売価格: 3,000円(税別)

(税込: 3,300円)

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※価格・仕様は予告無く変更される場合がございます。 店頭在庫切れの場合、お取り寄せ通常3営業日前後。 「アーバン金管教本」として良く知られているコルネットの名手J.B.アーバンが自らの超絶技巧を披露するために編曲した「ヴェニスの謝肉祭」。150年経った今日でも金管楽器奏者たちのバイブルであり、技術的な目標とされている。数々の編曲版が存在しているが、この伊藤康英の編曲では曲間の伴奏もヴィルトォーゾに仕上げ大変華やかである。この楽曲は東亜音楽社「管楽器ソロ名曲集」(1989年刊)にて出版されており絶版となっていたが、この度イトーミュージックにて出版されることとなった。 演奏時間:9分00秒(約) ジャン・バティスト・アーバン(Jean-Baptiste Arban) 編曲:伊藤康英(Ito Yasuhide) 楽器編成 Euphonium Piano ♪楽曲解説♪ もともとは民謡だったらしいこのメロディをもとに、多くの作曲家が変奏曲を作曲している。J.ベネディクトはコロラトゥーラのために、N.パガニーニはヴァイオリンのために、F.ショパンはピアノのために、P-A.ジュナンはフルートのために、そして、J-B.アーバンはその金管教本の中にコルネット用の変奏曲を作っている。 なぜこのような変奏曲に打ってつけかというと、和声の構造が極めてシンプルで、主和音と属和音しか使われていないためである。変奏されるメロディは、ヴィルトゥオジティに満ちた華やかなものではあるが、何しろ伴奏はたった2種類の和音だけであるからシンプルすぎて興趣を欠くものが多い。 そんな考えを払拭させてくれたのが、たまたま生演奏で聴いたウィントン・マルサリスの演奏、D.ハンスバーガー編曲、指揮の演奏だった。吹奏楽の伴奏も巧みに施され、独奏と吹奏楽とが交互に華やかさを競い合っているようだった。 それを聴いた間もなくのころに、三浦徹氏から依頼があり、アーバンのメロディを使ったバリ=テューバ・アンサンブル伴奏編曲を作曲、また、吹奏楽伴奏版も作った。 そしてこのピアノ伴奏版は、東亜音楽社の「管楽器ソロ名曲集」(1989年刊)のために編曲を作った。もちろんピアノの間奏部分もヴィルトゥオーゾに仕上げ、途中、ショパンふうであったり、バッハのフーガふうであったりもする。華麗な演奏を心がけてほしい。

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