木管8重奏楽譜 土蜘蛛伝説〜能「土蜘蛛」の物語による狂詩曲 作曲/松下倫士 【2014年8月29日発売】 [BRN-ENMS-84405]

木管8重奏楽譜 土蜘蛛伝説〜能「土蜘蛛」の物語による狂詩曲 作曲/松下倫士 【2014年8月29日発売】 [BRN-ENMS-84405]

販売価格: 3,600円(税別)

(税込: 3,960円)

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♪楽曲解説♪

病気で臥せる源頼光のもとへ、召使いの胡蝶が、処方してもらった薬を携えて参上します。ところが頼光の病は益々重くなっている様子です。

胡蝶が退出し夜も更けた頃、突然雲霧が沸き起こり、頼光の病室に見知らぬ法師が現れ、病状はどうかと尋ねます。不審に思った頼光が法師に名を聞くと、「わが背子(せこ)が来(く)べき宵なりささがにの」と『古今集』の歌を口ずさみつつ近付いてくるのです。よく見るとその姿は蜘蛛の化け物で、あっという間もなく千筋の糸を繰り出し、頼光をがんじがらめにしようとしますが、頼光は枕元にあった源家相伝の名刀、膝丸を抜き払い、斬りつけると、法師はたちまち姿を消してしまいました。

騒ぎを聞きつけた頼光の侍臣 独武者は 、大勢の部下を従えて駆けつけます。頼光は日頃の病もすっかり忘れた様子で、名刀膝丸を「蜘蛛切」に改めると告げ、斬りつけはしたものの、一命をとるに至らなかった蜘蛛の化け物を成敗するよう、独武者に命じます。

独武者が土蜘蛛の血をたどっていくと、化け物の巣とおぼしき古塚が現れます。これを突き崩すとその中から土蜘蛛の精が現れ、土蜘蛛は千筋の糸を投げかけて独武者たちをてこずらせますが、大勢で取り囲み、ついに土蜘蛛を退治します。

場面が様々に変化していくので、間の取り方や音色を工夫し、緊張感がなくならないように気をつけてください。そして全体の音量バランスを考え、一体感のあるサウンドを作れるよう心掛けてください。(松下倫士)


演奏時間:5分00秒(約)
グレード:4.5
楽器編成
1st Flute(doub. Piccolo)
2nd Flute

1st Clarinet in Bb
2nd Clarinet in Bb
Bass Clarinet in Bb
(or Contrabass Clarinet in Bb)

Alto Saxophone in Eb
(doub. Soprano Saxophone in Bb)
Tenor Saxophone in Bb
Baritone Saxophone in Eb

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